第10回東京03単独公演「自分、自分、自分。」名古屋公演(21日昼)

夜半に降っていた雨も上がり、二日目。朝食つきのプランにはせずどっかの喫茶店で名古屋のモーニングを食べよう!と思っていたのですが、予想通り起床時間はチェックアウトギリギリのお昼前。初モーニングならず。仕方ないのでカフェで普通にサンドイッチを食べ、手持ちの本を読み終えそうだったので本屋さんに寄って、少し早めにテレピアホールに向かいました。
というのは、昨日テレピアホールの一階にコメダ珈琲店があるのに気がついたからで。一度行ってみたいと思っていたのでわくわくしながら入りました。コーヒーと一緒にちゃんとおつまみが出てきて、何これー!と思いました。
開演はいつも遅れるので、10分前くらいに入り。前の方だなとは思っていたんですが、一番前でした(テレピアホールはなぜか最後列がA列なので行くまでわからなかった)。予想していなかったのでびっくり。遮られない視界が嬉しかったー。
では、以下よりネタバレ感想。

  • 場内アナウンス
    スタッフの若手の男性がいつもアナウンスをしているんですが、今日はなぜか途中で「フッ!」みたいな感じで途切れてしまいました。思わず笑ってしまうお客さん、なのに二度目再開しても同じ。三度目再開しても途中で止まってしまう。「場外アナウンス、大変失礼いたしました」みたいなことを言った後に、女性に切り替わってきちんとしたアナウンスが。これ、大丈夫なの?とはらはらしてたんですが、エンディングトークで意外な真実が明らかに。
  • クレーム
    明転した途端に響き渡る幼児の声、「なんだあいつー!」。たまらず笑いだし、顔を伏せる飯塚さん。もちろんお客さんも笑ってしまい、仕方なく(なぜか一回ソファに足を上げてから)立ち上がって「やり直します!」と宣言。映像用の白い幕が下り、音楽は途中から。テーブルをある程度前の方に置かなければならないので一旦後ろに下げたり、わちゃわちゃしながらもやり直しとなりました。もう観ているこちらが緊張してしまった。こういう予測不可能な事態があるから、やっぱり生は怖いなと。
    それにしても幼児もこういうライブに来るのね。ときどき連れてきてる人いるけど。それなりに楽しんでるのかしら。以前どこかのライブで「お母さんに連れてこられたんやねー、もうすぐ終わるからねーw」みたいにいじってた人がいたな、そういえば。
  • 落ち込む同僚
    そういえば角田さんの「お前、常連さんか?」のくだりが長くなってることは昨日も気がついてたんですけど、ご本人もエンディングで言ってたように今日は異様に長かった。「週四か?週三か?週二じゃあな、二じゃあちょっときついよな、え、何曜日来てるんだ?んー? 月火水木金土日とありますがー」とか延々言ってる笑
  • 自虐
    逆上する角田さん→引いていく飯塚さん、のところ。昨日は「一生もんのトラウマだよ!」が今日は「妖怪だよ!」になってました。そして乗りに乗ってもう一回追い詰めてっちゃう角田さん。笑いながら「また出たー!」と再度引いていく飯塚さん。角田さんが戻っていって、そのまま豊本さんにもやるのかな?と思ったら、豊本さんは一度構えたカメラをもう一回構え直し、写真におさめようとします。あれはたぶんほんとに撮ろうとしてた。さすがに飯塚さんが止めに入り、はたかれた豊本さんは椅子から落ちてました。
  • 遭難
    飯塚ー!が今日も来るのかと思いきや、角田さんが豊本さんを指さすのを延々とやるだけ。それに合わせて飯塚さんが「角田」と言わなければならないところを、あんまりやるので途中で堪えきれなくなり「何コレ?」と角田さんの腕のフリを真似。
  • 恩師
    飯塚さんがスニーカーを履いていました(店内という設定)。角田さんが靴下だったからおかしいと思ったんだ。エンディング後トークで角田さん、「履いてらァ!って思って」。
  • 誕生日
    豊美のピアノ、成功。
  • カクピーの結婚
    乱れる角田さんの髪に飯塚さん思わず「お前そんな髪型だったっけ?」。
  • エンディングトーク
    開始からすごかったね、と。幼児の声を聞いて、「お前がなんだよ!と思ったけど、言わずにやり直した」と飯塚さん。「いや、言いませんけどね。大人ですからね」。今言ってるって。「あんな状態から始められないよ!」それは確かに。
    でもまず場内アナウンスから始まってたからね、と角田さん。飯塚さんは怒るのかと思いきや、「着替えてるオレの横でこう、紙見ながらアナウンスしてるんだけど、それにツンッてやったのよ。そしたらもう、大爆笑で」。犯人お前かーい!! 「マネージャーに『何してるんだ!』って、すっげえ怒られて」。そりゃ怒るよ!
    自虐で、角田さんのスーツの後ろの縫い目が少し裂けていて本当に妖怪っぽかった(飯塚さん「少しずつ人間の皮を脱いでいって?」)という豊本さんの話、恩師の飯塚さんの靴の話のあと、恒例のあざとい物販話になり、カレンダーが売れてないという情報を。「皆さん、今カレンダーって何だよって思ってるでしょうけど、四月始まりですからね?」豊本さんの声がテレビショッピングのように甲高くなって、それウソ言うときの声だよと飯塚さんにつっこまれる。そして余計声が甲高くなる豊本さん。遮って飯塚さん、「いま嗅ぎ取ったけど、そういう問題じゃないって感じだった」。買ったよ、と言ったお客さんに対し、カクピーの結婚のノリで「イイオメシモノデー!」と媚を売る飯塚さん。東京からしたら出血大サービスだよ!(まだ言ってる)

いやあでもこの回は面白かったです。上で生は怖いと書いたけど、こういうのがあってこそ面白いとも思います。そつなくこなされるより断然面白い!と思ってしまう私は意地の悪い客かなあ。これだから生はやめられない!