第10回東京03単独公演「自分、自分、自分。」仙台公演(27日)

来てます、仙台。気分切り替えのために設定したのに移動時間多くて色々考えちゃうし、寝不足だし。
それでも公演は文句なしに面白かった! いつも通り、ネタバレなので隠します。
ふれあいホールはこぢんまりしている上に、四列目以降の座席に段差があって見やすかったです。

  • 落ち込む同僚
    常連さんか?のくだりの長いこと長いこと。「この店のベスト3は何だ?三位は?二位は?いつも何人で来てるんだ?一人か?二人か?三人かー?」あんまりにも長い(そして飯塚さんが顔を手で覆って笑い出し、豊本さんも顔を背けつつ唇が歪んでいる)ので、本来なら豊本さんが止めるところを飯塚さんが角田さんをはたいて「うるせえよ!」、そして「はしゃいでんじゃねーよ!」。観ているこちらは大喜びです。
  • 自虐
    もうしっかり盛り込まれている、飯塚さんが後ろに引いていくところ(椅子の足にそれ用のテープも貼っていると名古屋で)。「誰か替わってくれよう」→「大丈夫ですよ」→「……おやあ?」で角田さんが飯塚さんの存在に気づき、飯塚さんのネクタイを手にとって迫っていく。見つけたあ、と言いながら顔と顔をかなりの至近距離(ちゅーしそうなくらい)まで近づけて、「替わってくれよお」と懇願する角田さん。飯塚さん、「こええよおお!」「一生もんのトラウマだよ!」。
    全然関係ないけど、書きながらなぜか飯田有子さんの短歌『たすけて枝毛姉さんたすけて西川毛布のタグたすけて夜中になで回す顔』を思い出した。わけのわかんない恐怖。
  • 遭難
    「角田、」「飯塚ー!」のくだり。ちょうどよく謝るタイミングが何回もあったはずなのに、謝らない角田さん。呼ばれてないのに「飯塚ー!」「飯塚ー!」と連呼するシーンも。あまりにもしつこいので豊本さんと飯塚さんが笑い出してしまい、しびれを切らした飯塚さんが「あきひろー!」と叫び、当然角田さんは「さとーし!!」と返します。返り討ちで更に笑う飯塚さん。豊本さんが余計に震えたりとか。
    暗転したあと、ひたすら「謝れ」「謝りゃいいんだよ」と言い続ける角田さんですが、この回はここでも「角田、」「飯塚ー!」があり、更には「もう一回謝ろっか」「もう一回!?」、そして暗闇の中で豊本さんが震える音が。
  • 恩師
    角田さんのセリフが全体的にオーバーに。飯塚さんに「頑なでおられますね」みたいなことを二回言って、「ハア!?」と返されるところも。
  • カクピーの結婚
    豊本さん、「渋谷のオーロラビジョン」って言わなかったかな? あと二次会のもうひとつの候補が利久(仙台の牛たん専門店)になってた。愛知では何て言ってたっけ?
    ここも角田さんのセリフが箇所箇所でオーバーに。電話のあたりで同じ事を何回も言う。
  • エンディングトーク
    開口一番、「いやーいいお客さんで!ありがとうございます」と言って、なぜか拍手をしだす03。確かにこの回のお客さん、かなり笑い声が大きかった。というか、声に出す笑い声だったと思います。03の言うお客さんの善し悪しがなんとなくわかったような。舞台にいても安心するんでしょうね。
    全体的に「角ちゃんノってたねー!」という話。「角田」「飯塚ー!」のくだりは久しぶりだったそう。愛知の1回目でやってたから、3回ぶりということになるのかな。「毎回やるんだったら笑いも堪えられるのに、たまにやるから笑っちゃう」と飯塚さん。「久しぶりの回へようこそ!」と笑顔で特別感を煽る角田さん。豊本さんも「誕生日」で(角田さんが)なかなか乾杯しない、と。ノっちゃってたねー、と角田さん。なぜかここでも「角田」「飯塚ー!」をやって客席大喜び。
    他でもじわじわと変化が起こっているらしい。「カクピーの結婚」で、最初は角田さんをつねるフリだった飯塚さんがだんだんとちゃんとつねりに来ているそう。ホントに痛いんだよ!と文句を言う角田さんに「だって、人間が本当に痛がるときのあのギャップが好きなんだよ」と、性格の悪い飯塚さん。オレはその痛がる演技できるからね!?と食い下がる角田さんを、飯塚さんがにこにこしながらつねる。角田さんの迫真の演技とマジな痛がり方に、飯塚さんの言うギャップを堪能させていただきました。確かに全然違う。
    豊本さんは「誕生日」でスカートの中が上手側の客席から見えることを異常に気にしていた模様。「昨日男性のお客さんがいらっしゃって、一生懸命(股を)閉めてたんですけど、今日見たらまた男性だ!ってなって」。見えませんでしたか?という質問に見えなかったと答えていましたが、角田さんが「見えてなかったってことは見ようとはしたってことですよね」。
    物販のアピールも忘れず。昨日は物販の手売り中にサンドウィッチマンが来て、「早く帰っちゃった人は見られなかったんですよね」と。飯塚さん、「今日ももしかしたら誰か来るかもしれないので、手に取りながら待って…99.999%誰も来ませんけど」。なんかこういう仲良いエピソードはいいなあ。