短歌研究うたう☆クラブ(2010年10月号)

加藤治郎氏にコーチをしていただきました。ありがとうございました。

街がみな必要以上に優しい日嫌いな人の顔を見にゆく

と出したものを、「上句を街の具体的な描写にしてみると、下句がいっそう引き立つ」というアドバイスを元に

誰の肩にもぶつからない街を抜け嫌いな人の顔を見にゆく

としました(これもやや変化球。改作のあと2作はど直球と、カーブからボール)。最終稿での加藤氏の「いいですね!」がすごく嬉しかったです。
ふつうに載るよりこっちの方が断然お得でうれしい!(…)とフワフワしていたのですが、誌上にも選んでもいただいていました。扇マーク付きで。

フラジャイル、剥がされても貼るフラジャイル、言ってもどうせ聞いてくれない

いい夢見られそうです。