NHK短歌2011年2月号
題「街」
街といふ大怪獣の中にゐて行き交ふ人々なべて血流
題「光る」
あの波の向こうでチカリ光るのは生まれなかった命の手招き
それぞれ佳作に入れていただきました。
「街」は旧かなでした。大怪獣のあたりといい、昭和っぽさを出したかったんだと思います。「光る」は以前の没作の焼き直し。バラすな。あとこちらの名前、これ多分誤植じゃないです。私の手が滑りました*1。
選ばれることが主眼ではないですが*2、これで選者の方全員に一度は選んでいただくことができました。四月からは選者が変わられますね。私のN短イコール加藤氏みたいな感じだったので*3いろいろ不埒なことも考えましたが、ブログを見たら氏の仕事量がえらいことになっていたので潔く諦めました。午前一時まで仕事しちゃ駄目ですよ…だたでさえ血ドロドロなのに…*4。養生していただきたいと思います。
ラストのお題の「色彩」、偶然だけど彩の字がかぶっていて嬉しかったです。いいのが詠めたらいいな。あと、もう少し別の詠み場所が欲しくなってきたのでどうするか考え中。