短歌研究うたう☆クラブ(2011年4月号)

今月は露出度高いです。
まず、小島ゆかりさんにコーチをしていただいた分。

いつだって選ばれて在る 面接のあとに購うリプトンリモーネ
雨垂れはやがて冷たい針になる 会わなければならない人がいる

改作前は略。一首目は、妹が現在就活中なのを思い出しながら。下句に固有名をとのことだったので、道ばたの自販機を片っ端から覗きました。候補のうちに「マックスコーヒー」がありましたが、…一応地方ネタなので出しませんでした*1。二首目はなかなかの難産で、迷った挙げ句いろいろ送りつけてしまった。にしても、メールの文章も掲載されていて恥ずかしい!

水面に映る今にも泣きそうな顔こわすため涙をおとす
何だって食べられる体ですけれどメニューがあればメニューから選ぶ

一首目、うたう☆クラブ賞をいただきました。
ついでに、唯一の没となったもの→「産毛だった頃の思い出話など髪は聞きたくないのですって」

*1:それと、意味合いがずいぶん違ってくると思うのね