短歌研究うたう☆クラブ(2011年9月号)ほか

焼き印のやうなる肘を見つめつつきみの後ろをあるく七月

コーチはなみの亜子さん。八月、にした方がじりじりして焼き印ぽかっただろうか。
それから。新人賞、予選を通過しておりました。

書架の本が鳩へと変はりゆく様を兄とふたりで眺めてをりぬ
祖父の記憶流れ出したる午後にゐて銃声あしを掠めゆきたり

この連作(「妄想家族」)を作っていたときに使っていたPCが壊れてしまったため、他の作品は残っていません。今度何かしら送るときは、ちゃんと手元にコピーを残そうと思います…。