第二十七回歌壇賞

第二十七回歌壇賞を受賞しました。
また、所属している未来短歌会にて2015年度の「未来年間賞」もいただいたことも併せてご報告させていただきます。
(日付を2月にしていますが、これを書いているのは2016年の5月のあたまです。昨年の11月半ばに受賞のお知らせをいただいてから私事含めて非常に忙しくなってしまい、こんな時期のお知らせになってしまいました)

俳壇賞のほうで票が割れたようで、講評のなかに「ベストではなくベター」として受賞作を選んだというくだりがあったのですが、そのあとの歌壇賞の講評では伊藤一彦さんがそれをひっくり返して「ベターではなくベスト」として歌壇賞を選んだ、と仰ってくださいました。
本来のベストは、審査員の方の満場一致だと思うのですが、先生として慕っている東直子さんに点を入れていただかなかったことを含めて、わたしにとってもベストだったと思っています。

受賞作「微笑みに似る」及び選考の様子は「歌壇」2016年2月号に、受賞第一作「永遠が近づいてくる」30首は3月号に掲載されています。また授賞式の様子とスピーチの要旨は4月号に、授賞式のカラー写真は「俳壇」2016年5月号に掲載されています。*1

*1:掲載誌として送っていただきました。ありがとうございました。