他人の夢の話ほど退屈なものはない

懐かしい人の夢を見た。
夢らしい支離滅裂なことはなく、久しぶりにメールが来て、返していいものか迷ってから結局直接会うというもの。本人を前にしてのやりとりも至極真っ当で、仕事は二年目でどう?と尋ねたら、「仕事っていうか、仕事だけじゃなくて人自身を見るようになったよ」と言っていて、その笑顔を食い入るように見つめながら、ああ、今この人に会ったらこういうことを言うだろうな、と考えていた。
離れているのも悪いことじゃない。