啖呵とhikeその2

昨日いきなり俳句の話をしようと思ったのは、この本を買ったからです。 ざっと見て思ったのは、俳句は若い人が元気だなということ。あと、作者の写真でパッとしている表情のがちらほらあって、いいなと思った。短歌はどちらかというとおとなしい、端正な感じ…

啖呵とhikeその1

について書こうと思ったら、テーマが壮大すぎて何も書けなかった。当たり前だ。 去年手慰みに作ったものを(発表する機会もないので)載せておく。 梳る母の腕のみ現るる たましいの調子が悪く花霞 ゆふぐれに気づきしひとから沈むゆえ 水底に塩素とわたしの…

NHK俳句2011年1月号

題「障子」 障子越しくらゐの距離がちやうどいい 閑話休題。笑 出したときは現代仮名遣いだったんですが、載ってるのを見たらこっちの方がかっこよかったのでこっちにする。 短歌は字数が多い分、作者の思いとかそういったものが否応なしに入ってしまって、…

「たましいの話」

借りてまで読みたい本なんて欲しいに決まってる。 世知辛し。 集中で、特に印象に残った句など。 目覚めるといつも私が居て遺憾 気を抜くと彼の上着が欲しくなる 頑張らざるをえない孔雀の尾の付け根 永遠に泣いていたいの心太 万病のもとなる月の雫かな 大…