書見台

母親から譲り受けた古い金属製のそれを、中学時代くらいから受験期まで問題集を立てるなどのために愛用していた。ブックレストとおしゃれに呼ぶのね。

神保町の画材屋さんで見つけて、懐かしい!と手に取ったところ、一緒にいた妹に「私これ大っ嫌いだった」と突然かつ謎のカミングアウトをされる。曰く、「視線の上下移動が無駄。教科書(or問題集)+ノートなら重ね合わせればたとえばB5×3の面積で足りて視線の横移動だけで済むのに、何故わざわざ立てる必要があるの?」。言われてみればまあ、確かに…? でも分厚い問題集をかっぴろげて腕で押さえる必要もないし省スペースだしノートは平らに置けて両方のページをちゃんと見られるし、便利だったと思うんだけど。
というわけでアイボリーを買ってもらいました。しかし今はそんなに書見台は使わないんだけどね。譜面台として使うのは机の手前に置けばいいからいいとして、普通に使うとしたら、今みたいなノートPCではなくたとえばVAIOのボードPCを買って机の上を広くするところから始めなきゃいけない。と、これを書いていて思ったんだけど私もしかして省スペースっていう行動が好きなだけじゃないか?