短歌研究(2012年8月号)

詠草の選は高野公彦さん。

沈黙が耳に噛みつく夜にいてわたしは指を組み合わせている
交配の果てなるわれら地の下を走る列車に運ばれてゆく

うたう☆クラブのコーチは横山未来子さん。

妹と呼ばれることのなき一生 吹上坂をぐんぐん下る

☆マーク付きでした。
坂の多い街にいるので、坂の名前を詠みこんだ連作をいつか作りたいです。